だんだん好感度がアップする単純接触効果 その活用法と注意点

2015-02-11

仲良くなりたい人がいたときは、とにかく近づきましょう。

次第に好感度アップ!単純接触効果

小学校の時に知り合った友達、職場で仲良くなった同僚、様々な出会いの機会で友人を作っていると思います。
そこで、ちょっと考えてみてください。なぜ、その人と仲良くなったのかを。

多くの方は、学生時代の時に同じクラスで席が近くだった、同じ部活だった。職場では同じ部署だったということが多いでしょう。

そうなんです。今の友人のほとんどはただ単純に近くにいたから仲良くなったというだけの理由なんです。
他にも違う理由はあると思いますが、ほとんどはこの理由で説明がつきます。

これを心理学用語で単純接触効果といいます。
言葉のままの効果なのですが、単純に接触回数が多いだけで、好感度や印象が強くなるということです。
1968年にアメリカの心理学者、ロバートザイアンスによって発表されました。

人間関係だけでなく、例えば音楽でも好きな歌手の新曲を聴いたときは最初はあまり好きじゃなくても、繰り返し聴いたり、テレビなどでその演奏をたくさん見たりするとだんだんいい曲だと思うようになってきます。

タレントも同じで、何度もテレビでそのタレントを見ていると、だんだんそのタレントに好感をもつようになるのです。

単純接触効果の良い点

単純に接触回数を増やすだけで好感度や印象が強くなるという単純接触効果ですが、これには良い点と気をつけるべき店が存在します。

まずは良い点ですが、これは前半でも書いたとおり、近くにいるだけで仲良くなれる可能性がぐっと高くなるので、是非これを活用して、仲良くなりたかった人にはとにかくいろんな理由をみつけて近づいてください。物理的に近づくのも効果がありますが、物をプレゼントするのも効果があります。
物をプレゼントすると、その人と一緒にいなくてもプレゼントはその人と一緒にいるので、プレゼントを見てもらう度に自分のことを思い出してもらえるでしょう。プレゼントを見ているうちに好感度が上がっていることもあるのです。
なので、プレゼントは身の回りに置いてもらえそうなもの、もしくは身につけてもらえそうなものを渡すのがベストです。

単純接触効果の気をつけるべき点

次に気をつけるべき点ですが、回数を重ねるだけで好感度がアップしてしまうので、その好感度によって情報の判断が歪んでしまう可能性があります。
例えば、選挙。最近多くなってきましたが、もともとテレビに出ていた芸能人や有名人が立候補して当選することがあります。その人が政治家として当選したらどうしていきたいかは全く気にせずに、好感度があるからという理由だけで当選してしまっていることもあるのです。

商品についても同じです。いろいろなメーカーの商品をCMで見た際、A社のCMでは見たこともない人が商品を紹介しているのに対し、B社の商品は誰もが知っているタレントがその商品を紹介していると、B社の商品のほうがいいものに見えてしまいます。結果、A社とB社の商品が店頭で並んでいると、両方の商品の比較もせずに、「あのタレントがCMをやっている方がいい」という理由でB社の商品を買ってしまうのです。
他にも、いつも同じ商品を買っているときに、新しい商品が出ると、いつも使っているからという理由で新しい商品を買わずに、いつもの商品を買うということもあります。

これらは、単純接触効果によってアップした好感度によって起こる問題点です。
本来であらば、いい政治をしてくれるなら誰がやってもいいし、いい商品なら誰がCMをしていてもいいのです。

本当に重要な情報に目を向けられるよう注意してみてください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ページ上部へ戻る