- 2015-4-6
- コーチング
題名を見て、ぱっと上司のネクタイの色を思い出せた人は少ないでしょう。
人は自分で思っている以上に見ていないのです。
見ているつもりで見ていない
毎日顔を合わせる上司だったらネクタイは毎日のように目に入ってくるはずです。
それでも、ネクタイの色すら思い出せない、今日だけではなく今まで何色のネクタイをつけていたのかも思い出せない人だっているでしょう。更にはネクタイをつけていたのか、つけていなかったのかもわからない時だってあります。
これは、脳が手抜きをして過去の記憶を利用して見た気にさせているために起こる現象なのです。
重要なものしか目に入らない
上司のネクタイの色は全然覚えていないけど、気になる女性のネイルの色は覚えている人がいます。
その違いは自分にとって重要なのか、重要ではないのかです。
上司のネクタイを覚えていても何の役にも立たないけど、気になる女性のネイルの色を覚えていれば、色を変えた時などに褒めて好感度を上げられるのであれば、ネイルの色は重要です。
このように、その人にとって重要なものは目に入り、重要でないものは目に入ってこないのです。
なので、この重要性を変えるということで人生は大きく変わってきます。