- 2015-2-18
- 心理学
お金を貯めたいという気持ちは多くの人が持っているでしょう。
今回はお金の生み出し方ではなく、生み出したお金を無駄に消費せず、残していく方法を3つお話します。
欲しいものリストを作成する
お金を遣った時の後悔する理由のひとつのが、後々考えてみると対して欲しいものではなかったという理由です。
なぜ、そんなことが起こるのかというと、人は感情的になっているほうが財布の紐が緩くなってしまうからです。
・旅行先の買物
・給料後の買物
・ゲームセンターやパチンコ
このようなときは感情が高まっている時です。嬉しい・楽しいという気持ちもあれば、ストレスが溜まってイライラするという気持ちもあります。
このような場面でいつも以上に必要のないものに対してお金を遣ってしまった経験はあるのではないでしょうか。
感情が高まっているときは正しい判断ができなくなってしまいやすいので、買い物をする際は気をつけたほうがいいのです。
そんな時に役立つのが「欲しいものリスト」です。
amazonを利用する人は欲しい物リストをよく使っているのではないでしょうか。
この欲しいものリストをamazon以外にも利用してみてください。
欲しいものがあった時は一旦欲しいものリストに記録して少し時間を開けてみてください。
冷静になってから考えてみると対して欲しいものではなかったということに気づいたりします。
例えば、旅行先での買い物はあまり時間を空けることができないと思いますが、同じ場所に数日泊まるなら初日にショッピングに出かけて欲しいものをリストアップしておきます。その後は観光をしたり食事などをしたりして時間を空け、最終日に再度ショッピングに出かけてみるだけでとても効果はあります。
お金を遣うハードルを上げる
家計簿もしくはお小遣い帳をつけるとお金が貯まるという話があります。
お金の遣い方を振り返ることができるので、無駄遣いを確認したり収支のバランスを確認したりできます。
もちろんこれらの理由でお金が貯まりやすくなるのはわかるのですが、私が注目したいのは家計簿やお小遣い帳を付けるのはめんどくさいという点です。
当たり前ですが、家計簿を付けるとなると買物ひとつひとつを記録していかなくてはならないのです。
ずっと欲しかったバッグも記帳するし、ちょっと喉が渇いたときの自販機のジュースも記帳します。
定期的に記帳する場合は大量のレシートをまとめて処理するのでとても大変ですが、ひとつ買った毎に処理するのも大変なのです。今はスマホの家計簿アプリもいいものがたくさんあるので買ったときに入力もやりやすくなりましたが、それでも、毎回アプリを立ち上げて入力するのは面倒です。
そうすると家計簿付けるのをやめたいという気持ちが生まれますが、もうひとつ、買い物すると手間がかかるという気持ちも生まれるのです。後者の理由を利用して家計簿を続けてみてください。めんどくさがり屋であればある程、余計な買い物はしなくなります。
ゴールを設定する
ゴールとお金の貯まり方に関係などあまり感じられないという人もいるかもしれませんが、かなり関係があるのです。
何かにお金を遣うときに、それが自分自身のゴールと関係あるのか考えてみてください。
例えば、自分のゴールが「世界中のファッションショーに出るモデルになる」というゴールだとしましょう。
ある日、なんとなくカフェに寄ろうしたら、その時にゴールを思い出してみるのです。
そうすると、カフェでなんとなくお金を遣うならファッション誌を買ったほうがいいという判断もできるようになります。
これはダイエットにも有効で、お腹がすいた時に、痩せていてスタイルがいい自分になるというゴールと今ご飯を食べて食欲が満たされた自分を比べてみるのです。どっちのほうがより幸せか考えてみると、やっぱりやめておこうとかいつもの半分にしようとかという判断ができるようになります。
どれも即実践できることなので、是非生活に取り入れてみてください。