- 2015-1-12
- 心理学
急ぎの場面というのは仕事でもプライベートでもあると思います。
そんなときは、遅めの待ち合わせ時間を設定しましょう。
期待以上を相手に与える
例えば、お寿司を食べに行ったとします。
その日はお店が混んでいて並んで待たないといけない状況です。
そんなとき、店員に20分ほどお待ち頂けますかと言われて実際待ったのが30分だった場合は、気分は良くないでしょう。本当は20分だと思っていたのですから。
逆に、40分お待ち頂けますかと言われて実際待ったのが30分だった場合はどうでしょう?
待った時間は同じ30分ですが、気分は良いはずです。40分待つところが30分になったからです。
このように、現実が期待以下だと不快な気持ちになり、期待以上だと嬉しい気持ちになります。
ピンチの場面で期待を下げる
例えば、仕事に遅刻してしまったら職場の人を不快にさせてしまうことでしょう。こういった場合に期待値をコントロールすることで不快感を軽減することができます。
その方法は実際に到着する時間よりも遅めに着くように連絡するのです。到着予定時刻よりも早く到着すれば、必死になって急いで来たのだと思わせることができます。そうすれば、遅刻したということで与えてしまった不快感も軽減することができるでしょう。
急がなくてはいけない時に遅めの時刻を設定する方法はほかの場面でも活用できますので是非ピンチがきたら使ってみてください。