表示方法で感じ方が変わってくる。指数や百分率(%)を倍加時間で計算するとわかりやすい

15-03-18

感覚的に割合を信じてしまうと間違っている場合が多いので、倍加時間にしてみるとわかりやすいです。

インフレターゲット2%?

「インフレターゲット2%」と聞いて、聞いたことあるという人も何のことかさっぱりわからない人もいるかと思います。
簡単に言うと、インフレ率が2%になるように金融政策を行うということです。

ここで感じてもらいたいのが2%という割合がどのくらいなのかということです。
インフレ率2%と聞いて詳しい人はピンとくるかもしれませんがそうでない人が多いかと思います。

なんでわかりにくいのかというのには理由があって、人間の進化の過程において、生活の中で倍々に増加(指数関数的に増加)するような状況や百分率のように5%増加、13%増加という状況に接することがなかったからなのです。
私たちの先祖の生活は、もっと直線的で2倍の時間を費やしたら2倍の量を収穫した。マンモスをいつもは1匹だけど、今日は2匹仕留めことが出来たから2倍の期間食べることができる。といった生活をしていたからです。

なので、一定数量に増加する関数については感覚的に理解できても指数関数的な増加であったり、毎年何%みたいな増加には感覚的な理解が曖昧なのです。

倍加時間で計算してみる

先程も話したように直線的な一定数量の増加以外については感覚的に理解がしにくいのですが、ではそんな時はどうしたら感覚的に理解できるようになるのかというと、倍加時間に直して計算してみるという方法があります。
倍加時間とは意味はそのままで倍になるまでにかかる時間ということです。

これは毎年何%増加というようなときに使える方法なのですが、まず毎年1%増加で倍になる時間を調べます。
Excelなどで計算してみるとわかりますが約70年です。

ということは、1%毎年増加すると70年後には倍になっているので最初に取り上げたインフレ率2%の場合は「70÷2=35」となり、35年後にはお金の価値が半分になってしまうということです。100万円預金していたら価値が35年後には50万円になってしまうのです。

もうひとつ例として、例えば、スマホを使う人が毎年5%ずつ増えていると記事が伝えていたら「70÷5=14」となり、14年後にはスマホを使う人が倍になっているということがわかります。


今後「何%ずつ増加」というようなニュースがあったら感覚的に理解しようとしないで、倍加時間を使って計算をしてみてください。より感覚的に理解できる数字を出すことができます。

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