振り込め詐欺に騙されない、コントロールされないように知識を身に付ける

15-02-25

最近テレビで振り込め詐欺の対策が取り上げられていましたので、騙されるということについて考えてみたいと思います。

振り込み詐欺のデータ

振り込め詐欺とは、オレオレ詐欺、架空請求詐欺、融資保証詐欺、還付金等詐欺等を始めとする特殊詐欺のひとつです。

警視庁のホームページによると(平成26年のデータ)

被害増額は、振り込め詐欺約376億円(警察官等をかたってキャッシュカードを直接受け取る等の手口で、事後ATMから引き出された金額を加えた実質的な被害総額)と振り込み詐欺以外の特殊詐欺約184億円を合わせて約559億円となっています。

また、被害状況は

平成26年の振り込め詐欺の認知件数は前年に比べて約2割増加し、被害額は約5割増加しました。

上記のように、被害は年々増加しているのです。
その詐欺手段は日々新しくなっていると言われています。

なぜ騙されてしまうのか

引用にもあるように警察官をかたって詐欺を行うこともあれば、今の時期は税務署職員をかたって還付金詐欺を行うこともあるでしょう。

なぜ、警察官や税務署職員を名乗るのかというと、心理学でミルグラム実験という有名な実験がありますが、人は権威を信じるあまり自分自身で考えなくなってしまうからです。

警察官や税務署職員など、権威ある人を信用しやすい高齢者世代には特に有効な詐欺手法なのです。

また、家族や親戚の名前を利用する詐欺の場合は、危機感や緊急度を伝えて情動を揺さぶります。

警察官や家族を名乗ったり、いろいろ手段を詐欺師は使ってきますが、やりたいことはひとつです。
それは、思考能力をコントロールして低下させ騙しやすい状態にすることなのです。

逆に言えば、思考能力が高い人は騙せないということにもなります。

実際に、特殊詐欺の被害者は平成26年のデータでは90%が60代から80代です。
また全体の73%が女性なのです。

この年代はいわゆるおばあちゃんと呼ばれる年代です。
おばあちゃんと言えば、心優しいイメージがあると思います。
そこを詐欺師は狙ってくるのですから卑劣だとしか思えません。

騙されないために知識を身に付ける

では、どうやって詐欺の対策を立てるか考えてみると有効なのが騙し方を学ぶということです。

税理士に対して還付金詐欺は効きません。それは税理士には知識があるからです。

知識があれば騙されません。もちろんおばあちゃんが詐欺の手口を勉強するのは容易ではないでしょう。
だから私たちが知識を身に付けて、おばあちゃんに噛み砕いて教えてあげるのです。
全く知識がなかったらおばあちゃんに注意してあげることもできません。

詐欺師はプロですから知識は相当あると思います。直ぐにその知識を超えるのは大変でしょう。
でも、全く知識がないのと少しでも知識があるのは全然違います。0と1の差は大きいのです。

今回は、オレオレ詐欺を含む振り込め詐欺に焦点を当ててお話したので詐欺師の騙し方を学ぶといったお話をしましたが、騙してくるのは詐欺師だけとは限りません。

それは、ダイエット業界かもしれないし、医療の世界かもしれませんし、政治・経済の世界かもしれません。

ある程度の知識がないと騙されていることすら気づけません。まずは、自分の生活に関係ある分野から少しずつ知識を身に付けて、自分自身で考え行動し、騙されずに豊かな生活を目指しましょう。

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