コーチングとは現状をブチ壊すものである!

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いろいろコーチングの記事を書きましたが、そもそもコーチングって何のためにやるの?と思っている方がいると思います。いろいろなところで今ではコーチングが行われていますが、私が学んでいるコーチングの中で一番重要にしている考えをお話します。

現状をブチ壊す!

人はそれぞれ夢(ゴール)があると思います。私にはゴールがありませんという人もいますが、本当のところはゴールがないのではなく現状維持がゴールになっているのです。
現状維持の力はとてつもなく強力です。

ダイエットをしようとしたとき、ある程度まで体重が減ってきたのに、適当な理由をつけて運動をやめてしまい元に戻ってしまったり、突然やけ食いして元に戻ってしまうことがあると思います。
それは、自分の意志が弱いのではなく現状を維持しようとする強力な力が働いたからです。

自分の意識では痩せたほうが、健康的にもいいし、見た目もいいし、いいことばかりだと思っています。
でも、潜在意識としては不健康で見た目も良くなかった自分の方が安心できるのです。今までそんな自分で生きてこれたのですから。
むしろ、痩せていて健康的な自分の方が不安なのです。
よって、ダイエットを始めても多くの人が元に戻ってしまいます。

このように現状維持の力はとてつもなく強力です。この現状維持をブチ壊さないと、その先のゴールも達成できません。

そのためにコーチングを用いてクライアントの現状をブチ壊す手助けをします。
ここがスタートであり、一番重要なことなのです。

人は過去に生きている

あの頃はよかったと過去の話ばかりしている人が周りにもいるかと思います。
そんな人を見たときにあの人は過去の生きてるなと思うかもしれません。
ただ、ここでの話はそういうことではないのです。
今生きているこの瞬間が過去なんです。

現在、目の前に広がっている世界は過去の知識や経験から重要だと認識されたものから出来ています。
例えば、街中でスタバの看板が目に付く人は、過去の知識や経験からスタバのコーヒーが美味しいとか、スタバの店内が落ち着いていい所だという重要性が認識されたので街中でスタバを見つけられるのです。

今日の自分は昨日がつくり、明日の自分は今日がつくります。
このように自分がつくられていてはゴールを達成するのが難しいのではないかと思いませんか?

明日の自分を昨日でも今日でもないものからつくり出すためには新たな重要性を作り出す必要があるのです。

現状とゴールの戦い

ゲシュタルト心理学という話をするときにルビンの壺がよく出てきます。
ゲシュタルト心理学とは何かというのはとりあえずどうでもいいので下の絵を見てください。

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これがルビンの壺です。
見たことある人も多いでしょう。
黒の部分を見ていると壺が見えてきます。
白の部分を見ていると向かい合った人の顔が見えてきます。
この絵で何を言いたいかというと、壺が見えているときは顔が見えなくなります。逆に顔が見えていると壺が見えなくなるのです。
両方一緒に見ることはできません。

このことが、現状とゴールについても同じように当てはまります。
現状とゴールもどちらかひとつしか維持できないのです。

でも、ルビンの壺と違うことがあります。
現状とゴールの場合、現状の方が臨場感が圧倒的に高いので維持を出来るのはほとんどの場合現状なのです。

これを現状ではなく、ゴールの世界の方が見えるように、臨場感が高くなるよう導いていくのもコーチングの重要な役割のひとつです。

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